パジャマでパンジャビ

闇鍋みたいなブログです。

アフリカツアー15~そこには道があった~

3月16日この日は1日フリーでケープタウン市内を散策した。泊まっているホステルの周りには多数のレストランやお土産やさんがあり、時間を潰すには困らない。

朝は近くのパン屋さんでパンを買って食べた。パン屋というよりかはカフェに近く、パンも1つおよそ35ランド以上。そう考えると日本のパンは種類が豊富で安くておいしんだなぁと思った。

『Jason Bakery』

場所:185 Bree St, Cape Town City Centre, Cape Town, 8001, 南アフリカ

http://www.jasonbakery.com

 

 

 

だいたいのレストラン、お土産やさんも正午ぐらいにならないと開かないので、それまではずっとホステルでぼーっとしていた。

この日SさんとYさんはマンデラが収容されていた島へ行くツアーに参加したそうだが、風が強くフェリーが欠航になったらしい。MさんはWorld Of Birdsというアフリカ最大級の鳥専用動物園へと行っていた。日本の学生証でも見せれば学割で1人70ランドで入れるらしい。

 

午後5時ごろ4人全員でSingle Hillへ行くことにした。ざっと山頂までは300m upほど。途中風が強かったが、山頂から見るケープタウン市内の風景はとてもよかった。非常にコスパのよい道があってケープタウン市民が羨ましい。

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夜はホステルの近くにあるエチオピア料理店へと行った。食べ方が独特で、まずでっかい生地の上にカレーみたいなやつを乗せる。それを別のトイレットペーパーみたいに丸めた生地を手頃な大きなにちぎって、くるんで食べるのである。生地は少ししょっぱい。やはり食事というものはその土地や人間を反映する鏡の様なもので、こういった日本では食べれないものを食べるのも旅の醍醐味である。

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『Lucy Ethiopian restaurant』

場所:281 Long St, Cape Town City Centre, Cape Town, 8001 南アフリカ

 

 

明日は自転車で喜望峰へと向かう。アフリカツアーの終着点だ。喜望峰まではおよそ70kmなので、朝からのんびり行くつもりだ。

アフリカツアー14~千昌夫の「北国の春」を無性に聴きたくなる。そんな夜もある。~

3月15日バスがナミビア南アフリカの国境に辿り着いたのは午前3時ごろだった。運転手に起こされて、パスワードを手に取りバスから降りる。こうして1週間滞在したナミビアと別れることとなった。

再びバスに乗って数分今度は南アフリカのイミグレに行く。イミグレでスタンプを押した後パスポートは警察に押収されて、バスに乗った人全員にちゃんとパスワードチェックをしていた。(入国管理官と警察でどっちかがしっかりしてれば、2回もやる必要はないのでは...。)

南アフリカ入国後バスは一途ケープタウンへと向かう。夜は長いので僕は二度寝をした。

ケープタウンに着いたのは午後2時ごろ。自転車を輪行解除したら、RDハンガーがまがっていたが、無理やり力で直した。

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ケープタウンの象徴テーブルマウンテン。普段は雲にかかっていて、市内からは見えないことが多いらしい。

ケープタウンで泊まる宿はCat & Moose という日本人にも人気のホステルである。一泊170ランド。

https://catandmoose.co.za

場所:305 Long St, Cape Town City Centre, Cape Town, 8000, 南アフリカ

33°55′37.23″S 18°24′51.49″E

 

両替を済まして、リューデリッツで発症して未だに治っていなかった蕁麻疹が気になったので病院に行った。

行った病院:33°55′04.13″S 18°25′49.13″E

 

病院で診察をしてもらった結果疥癬(かいせん)というやばい皮膚病であることがわかった。やばいというのは感染力が非常に高く、僕の肌に触れただけで感染する可能性があるほどなのだ。これには普段は冗談まじりのアフリカ班も1時間ほどお通夜状態になってしまった。

とりあえず宿の人には僕のベットシーツは他のシーツと一緒に洗わないということ、洗うときは煮沸することを告げた。とりあえず今日からは必要以上に物を触らないように心掛けるようにした。

アフリカツアー13~蕁麻疹は消えない~

3月14日リューデリッツのホステルに乗合タクシーが迎えに来たのは午前8時ごろであった。あらかじめ乗合タクシーの会社に電話しておいてホステルの前まで来てもらうことになっていたのだ。荷造りをして乗り込んでリューデリッツを離れた。f:id:punjabi:20180315032758j:image

リューデリッツの街の入り口にはこんなものがある。南米のチリのCochranという街にもこういうのがあって、海外の荒野の中に突如現れるきれいな街でよく見かける気がする。決してハリウッドではない。

 

乗合タクシーを乗って3時間ほど、Keetmanshoop という街で降ろしてもらった。ここでintercapeのバスに乗り換えてついに旅の終着地Cape Town を目指す。ただしintercapeのバスは市内ではなく、郊外にいったガソリンスタンドに止まるので、そこまで行くことになった。

intercapeのバスが止まるガソリンスタンド:26°36′40.38″S 18°10′03.35″E

 

着いたのは午後1時ぐらいで、バスが来るのが午後11時。つまりこのガソリンスタンドで10時間耐久しなければならない。ガソリンスタンドにはファストフード店もあるが、なかなか物価が高かったため、Nドルが枯渇していた僕はあり合わせのお菓子でこの10時間を耐えることになった。でもWiFiがかなり強くネットサーフィンがスムーズにできたので、そこまで苦痛に感じなかった。

intercapeのバスが定刻どうり午後11時ちょっと前にガソリンスタンドに到着した。荷物を載せてバスに乗り込み、そのまま眠ってしまった。

 

 

アフリカツアー12~そして青年は荒野を行く~

3月13日ホステルのベットから目覚めたのは朝7時ごろ、身支度を終えたあと近くにあるスーパーが8時に開くので、開店と同時にスーパーに朝食を買いに行った。

朝食を済ませたあと、リューデリッツ郊外にあるKolmanskop というゴーストタウンに向かう。もともとダイヤモンドの採掘で栄えた町で1958年に最後の家族が去って以来ゴーストタウンとなっているらしい。

ホステルからゴーストタウンまで片道10kmほど。めんどくさいのでタクシーで行く。相場は片道1人90Nドルで、見学している間待ってもらい帰りも利用すると1人190Nドル。

 

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ゴーストタウンの入場料は90Nドル。9:30から係員の人が解説をしながら回ってくれる。英語なので何と言っているかちんぷんかんぷんであったが、雰囲気は伝わった。ゴーストタウンは午後1時には閉まってしまうので、朝食を食べたらすぐ行くといい。

 

再びタクシーでリューデリッツ市内に戻ってきて市内を散策する。港に行くと、目の前は海だが、遠くに砂漠が見えるという、あまり想像できないような光景が広がっている。今回僕は参加しなかったが、ペンギンにあえるツアーもあったりするのでリューデリッツにいった際は是非参加して見てほしい。

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遠くに見えるのは砂丘

 

その後荷物を整理したり、ホステルのWiFiでネットサーフィンしたりして時間を潰した。

 

 

アフリカツアー11~徳永英明もWe are the World に入ってるやろ~

3月12日熱も平熱に下がり風邪も落ち着いたので、ついにウィントフックを離れかつてダイヤモンドの採掘で栄えた街リューデリッツへと向かう。バックパッカー宿を離れておよそ3kmウィントフック乗合タクシーが集まる場所に到着した。

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乗合タクシーを乗った場所

22°32′50.23″S 17°04′33.83″E

 

自転車を輪行状態にしてタクシーの後ろの後ろの荷台につめる。料金は荷物代を含めて530Nドル。出発する時間は決まっておらず、タクシーが人でいっぱいになったら出発する形式だ。1時間近く待って乗合タクシーが出発したのは、午前9時を少し過ぎた頃だった。このままタクシーは一途リューデリッツへと向かう。

 

のはずがウィントフックから50kmもしない地点でタクシーが故障、停車してしまった。4人の内に疫病神でもいるのか分からないが、結局そのタクシーが直ることはなく、代わりのタクシーをウィントフックから呼び寄せることになった。

こうして大幅なロスを強いられたが、代わりにきたいかついにいちゃんが運転する代替タクシーは時速120km/hで軽快に走り、リューデリッツに着いたのは午後8時過ぎで、当初の予定時刻と1時間しか遅れていなかった。

 

リューデリッツ市内に到着すると、いかついにいちゃんにホステルの前で降ろしてもらうように頼んだ。にいちゃんはいかつい顔をしながらOK!と快く答えた。

実際リューデリッツは夜になると街灯の数も少ないので観光客はホテルやホステルの前で降ろしてもらうのが基本である。

 

この日泊まったのはElement Riders Place というホステルで一泊125Nドル(ドミトリーの場合)だった。

場所:Schinz St, Luderitz, ナミビア

26°38′52.18″S 15°09′17.22″E

http://www.element-riders.com/Home/Accommodation.php

 

明日は一日使ってリューデリッツ市内を観光する。そういえば自転車に全然乗っていないのは内緒である。

 

 

 

アフリカツアー10~きゃりーぱみゅぱみゅには勝てない~

3月11日朝熱を計ると39.8℃あったので病院に行くことにした。タクシーに乗って病院に行く。しかし日曜日だったのでどの病院もやっていない。結局3件目の病院でやっと診察してもらうことができた。ちなみにウィントフック市内のタクシーは、日本のタクシーのように距離によって値段が決まるのではなく、人数によって値段が決まる。相場は1人10~20Nドルぐらい。

熱が高かったのでマラリアかと不安になったが、診察の結果食中毒みたいな風邪と軽度の脱水症状だった。日本に帰った時に海外保険に申請するために、医師の診断書と領収書をもらった。診断料は900Nドルで思ったよりも高くはなかった。

↓行った病院

http://www.mediclinic.co.za

22°32′29.63″S 17°05′25.64″E

Mediclinic Private Hospital, Windhoek, ナミビア

 

タクシーでホステルに戻ってソファーに寝っ転がって安静にしていた。その後70Nドルの追加料金を払って、テントからドミトリーに移ることにした。
夕方ぐらいになると薬のおかげで夕食にステーキを食べれるぐらいには体力も回復した。明日にはちゃんと動けるになっているようになりたい。

アフリカツアー9~そしてかぜになる~

朝起きるのと同時に身体の倦怠感に気づく。身体も少し火照っているのがわかった。どうやらこのナミブ砂漠の真ん中で風邪をひいてしまったらしい。とりあえずテントをたたみ輪行を開始する。一面の荒野の世界が広がるも、風景を見ている暇はない。

なんとかウィントフックまであと80kmほどのRehobothという街に到着。あとは舗装路をただひた走るだけ、と思っていた矢先突然車が故障。炎天下の中1時間以上待たされることになった。

精魂尽き果ててウィントフックに到着したのは午後5時頃。買い物にいく気力すらなく、Mさんに食料を買って来てもらう。夕食を食べる頃には少し元気になったがまだ食が喉を通りにくい。風邪薬を飲んで明日には回復していることを願いながら就寝。

 

ちなみに泊まったホステルはChameleon Backpackers という日本人、欧米人に人気の宿でテント泊の場合一泊150Nドル。

場所:Voigts Street North, 5-7

22°34′25.68″S 17°04′53.53″E

https://chameleonbackpackers.com