院試対策 1日目
初日の今日は熱力学です。熱力学は大学一回生の頃に習い、それ以降は殆ど勉強しなかったので、うろ覚えだがスラスラ勉強できる分野だからです。
熱力学第一法則を考える時、僕はを外から系にした仕事、を外から系に与えた熱とします。メモで書くときは僕はWに「→系」とわざわざ書くんですが、面倒なのでここではWで我慢します。
この場合熱力学第一法則はΔU=Q+W となります。
•理想気体で成り立つこと
•孤立系(断熱過程)で成り立つこと
だが常に とは限らない。
エントロピーに関して常にが常に成り立つとは限りません。これが成り立つのは可逆の時のみです。問題となるのはほどんど可逆変化ですが、例えば断熱自由膨張()などの場合エントロピーは増加します。
の場合熱力学第一法則から
から
•熱力学関数
熱力学関数はよく使うエントロピーSやヘルムホルツの自由エネルギーF、ギブスの自由エネルギーG、エンタルピーHなどがあります。それぞれ変数が異なりますが、その覚え方があります。こちらに詳しく載っています。
http://www.f-denshi.com/000TokiwaJPN/35chmth/010chmt.html